Tamiya 94005=35240のA [自転車ハンス]

「自転車ハンス」や、「自転車にこやか君」とも称される、Tamiya 94005=35240-A
旧版の緑色成型と現行のグレー成型のものを並べて記録。

インジェクションキット史上最高*のナイスガイな笑顔ヘッドで、
これが1991年に限定販売という形で出て、「自転車にこやか君」はアイドルだった(のであろう)時代があって、
2000年に箱絵に描かれずひっそり、双子で同居して隠居の位置に落ち着き、
21世紀を前にして忘れられた人、或いは忘れてほしい人なのだろうかと、切なくなりましたが、
フィギュアとしての出来のよさは今日でも明らかにグッドで、
ながしま氏の作品で米兵のヘッドとして用いられていたりするのを見て、頑張れ頑張れ、
パッケージから意図的に削除されたのであろう不遇を、そのスマイルで耐え抜いて下さい、
と応援したくなります。

緑色成型の頃の価格は袋入りひとつ300円。
35240でふたつ入って新規フィギュアが付いた新版の販売価格は当初700円で、
その価格では旧価格と比したときに、お買い得感があったのですが、
後に価格改定で1000円となり、お得感が減ぜられたのも事実なのです。

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↑旧版、限定販売時代の緑色成型と現行のグレー成型。
自転車というアイテム自体キュートなので、もっと多様な色で成形されてもいいと思います。
パステルカラーの「自転車ハンス」を見てみたい、というのもありますが。
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「自転車ハンス」が用いられた、印象深い作品としては、
岩重氏の「マルケン塗り」の過程を7人のハンスで追ったもの**や、『ホビージャパン』のディオラマ工作法大百科Ⅱの"MY BICYCLE"***で、
最近決定打を放たれたのが、小川氏の「笑顔」でした。

** 『アーマーモデリング』 2004.8(58号), P.16-17
***『ホビージャパン』 1993.1, P.28-29
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by tokyomonogatari | 2009-07-04 01:09 | Germany | Comments(3)
Commented by sinya9k at 2009-07-04 01:16 x
この方を見ると、いつも
ブレードランナーの人造人間技師の方に似てる、と思うのです。
Commented by モリナガ at 2009-07-04 02:43 x
ハンス・・・確かにハンスだよなあ。

自分としてはアーマーモデリングが出る前のDデイジオラマ本
での島脇氏の彼が印象深いです。

現行商品、自転車を漕いでいない(坂道を下っている?!)のが不満ですじゃ。
Commented by tokyomonogatari at 2009-07-04 22:44
「1940年代の佐野周二に、外国人のエッセンスを振りかけた感じ」、
を彼のヘッドから受けています。

坂道を下っていると言われれば、なるほどあのヘアーのモワっとした流れ方は、
それっぽいと納得しました。

DKWオートバイに乗る人が、ノルマンディとアルデンヌと北アフリカで3人出ている状況なので、
自転車に乗る人も、もっと別バージョンで欲しいです。

KennySnakestoneさんのブログでのトラックバック、畏れ多くて恐縮してます。
エイハブ船長バストのキット化切望です。
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