1/35 マグカップ

1/35インジェクションプラスチック・マグカップのうち、最もavailabilityが高いのはTamiya 35223の英兵小火器ランナーYのそれであり、
次点がDragon 6055であろう。サイズはTamiya 35223<Dragon 6055である。
しかしどちらも、1/35フィギュアの"末端肥大造形傾向"*が現れやすい手に持たれたときに、小ささを感じるサイズである。

手にマグカップを持たせるためには、自分でこしらえる必要がある**。
とは言え、丁度良いサイズのプラ棒が中々見当たらず、プラパイプだとEvergreenの2.4mm、プラ棒だとTamiyaの3.0mmがマグカップの直径として近いのだけれども、
前者はやや細く、後者はやや太い印象で、その中間的サイズのものが欲しいのだ。

2.6~2.8mm程度のものを得んとして、手持ちの部品を眺めていたら、
Tamiya 35290-Fの発煙筒射出機が2.6mmで丁度良く、しかも窪んでいて開口する際にセンターを探って打つ必要がなく、
そのままドリルで開口してデザインナイフで整えて、底を整えればマグカップ本体は容易に得られそうだとお見受けし、
試みに作ってみたのが本稿の(3)である。

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(註)
*フィギュアモデルにおいて、ヘッド・手・足=靴がやや大きめに作られる傾向を指す。
**コップを持たせる小改造の古典的先行研究としては、『タミヤジュニアニュース ちょっとだけョの改造 人形改造特集号』の「人形の改造 うでを変える」がある。
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(1)Dragon 6055-MUG

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↑Dragon 6055のマグカップ。
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↑まず1mmドリルで当たりをつけて、1.5mmで穴を拡げ、2mmで開口。
 2mmで開口の後、口をデザインナイフで整え、ドリルの跡をならすために流し込み接着剤を少量塗布。 

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(2)Tamiya 35223-MUG

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↑1.5mmで開口。デザインナイフで整える。
白色はタミヤエナメルのフラットホワイトをエアブラシで吹き付け。

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↑マグカップの中身は"氷結法"で表現する。
ソフト透明プラ棒を熱して伸ばし、小さな円盤をスライスで得て、クリアー塗料で固定。
上のマグカップは中身表現あり。下はなし。

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(3)Tamiya 35290-F-Smoke Discharger MUG

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(参考)ドール用の陶製カップ&ソーサー

フランキーの涙さんからいただいたもの。ありがとうございます。
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by tokyomonogatari | 2011-03-20 15:51 | ◎その他小道具 | Comments(0)
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