Tamiya社の1/35MMシリーズにおけるドイツ軍パンツァージャケットを着た戦車兵のうち、
ヒゲダンス的身振りが与えられたフィギュア史を簡単に振り返っておこう。
最初にヒゲダンス的身振りが与えられた上記身なりの戦車兵は、
35215-D(1997.4)であった。
しかし、下に押しているポンピング動作からはやや遠く、
どちらかと言えばセーフ的、或いは軽やかな羽ばたきに近いポオズが与えられていたのであった。
同年の
35216-E(1997.6)では、よりヒゲダンス的な手付き=腰の近くに手が位置し、その手がいかにも押し下げている所作の戦車長が登場。
最新のヒゲダンス戦車兵は、
35292-B&C(2008.7)である。彼は前傾姿勢を取り、そのジェスチュアは滑り込んできた選手に向かってセーフの判定をを示しているが如く仕上がっている。
なお、ヒゲダンス的身振りが与えられたフィギュアは総じて1/35フィギュアの平均的体躯に比してやや小さめである。
以下で当該フィギュアを眺めておこう。ヘッドは全て"Tristarized"してベレー帽ヘッドに差し替えてある。