中国のDragon社の日本語誤植は、往々にして「文字誤認型」であり、
「人形4体入り」は相変らず「人形4体入い」であって、
「シルバー」が「ツルバー」
「フィールドグレー」が「フィールドゲレー」
「ウッドブラウン」が「ウッドブラウソ」
カタカナとひらがなが混ざって誤認されれば、
「ダークシーグレー」が「ダークシーグしー」となる。
イタリアのItaleri社では、「範囲ミス型」による誤植が見受けられて、
その最たる物が、「じてドイツ」である。
↑ネーベルベルファーが「じてドイツ」と日本語表記されている。
↑日本語による解説文のテクストから、「じてドイツ」の部分をItaleri社が日本語名だと誤認したのでありましょうが、「ドイツ」が一応含まれている点から、微かに日本語を解する方によってなされたミスなのかもしれない。
他にも同社では、解説文中から余分に、「は」までを名称だと誤認してしまう例が散見されて、
「アンビュランスWC54は」や「シュタイヤーRSOは」と箱に刻まれている例がある。
↑さすがに「じてドイツ」の誤植は危ういと思われたのか、後年のキットでは「ネーベルベルファー」に直されている。