Tamiya 35283-Z [88mm砲のドイツアフリカ軍団砲兵]

ゼロ年代のMMシリーズには、ヴィネット化="Vignettization"とともに、
アフリカ戦線化="Africanization"のトレンドが顕著に見受けられました。
Africanizationを強烈に推進した立役者は、言うまでもなく防暑服を着たフィギュアたちなのですけれども、
とりわけ、本馬幸雄氏原型だとその造形ぶりから推断して差支えなかろうドイツ軍防暑服フィギュア三部作*の存在感は大きいです。

35283-Zでは、「防暑服スタイルのドイツ空軍の兵士」が、その服飾的特徴**を随所に湛えつつ、
フィギュア化されたのは、防暑服を着たドイツ兵には陸軍的服飾が与えられ続けて来た、MM史において初のケースであった点には注目です。

しかしその空軍野戦服の造形的記号=略帽の斜めに下る線が直線的なこと、襟章と胸章にカモメが飛んでいること、
そして、膝に大型ポケットの付いた空軍防暑バギーズボンを履いていることから、
陸軍の砲兵として用いるのには、そのままでは難がある、ということも押さえておきたいところなのです。

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(註)
*無論、Tamiya 35283-Z(2006.7)の8人、35286-X(2007.9)の3人、35297-V&W(2008.12)の2人の防暑服を着たドイツ兵たち、計13人が、その三部作である。
なお、35290-F(2008.3)も本馬幸雄氏原型だと推断されるのであるが、箱絵に描かれた戦車長はパンツァーヤッケを着た戦車兵であって、その存在感はやや薄い。
ゼロ年代のMMシリーズにおけるアフリカ戦線の兵士像全体を眺めておくと、
本馬幸雄氏がドイツアフリカ軍団の兵士の原型を作成。
平野義高氏はマチルダ付属のイギリス軍戦車兵と、イタリア軍車両各種に付属したイタリア軍戦車兵の原型を作成している。
平野義高氏原型によるドイツアフリカ軍団兵士のインジェクションフィギュアは、Tristar社がリリースしたものに限られている。

**空軍ワッペンがヘルメット用デカールとして70年代から与えられてきたにもかかわらず、
Tamiya 35283-Z以前、明確な空軍野戦服は、欧州戦線スタイルの胸ポケットなしの空軍野戦服と、降下猟兵のジャンプスーツ以外に存在しなかった。
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半ズボンを履いた彼を、腕を差し替えつつHornetizeして組む。

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↑立ちポーズの5体。

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by tokyomonogatari | 2011-12-11 21:59 | Germany | Comments(0)
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