Tamiya 35154-D [デザートチャレンジャーの湾岸戦争期のイギリス軍戦車兵]

彼がかけているのは、「サングラス」なのか「ゴーグル」なのかが判然としない感があります。
ここで言う「サングラス」は、つまり、密閉式ではない眼鏡であり、「ゴーグル」は、密閉式のもののことなのですが、
砂漠の細かい砂対策とすれば、後者の密閉式のものの方が良さそうなのは明白であって、

「砂塵対策としてゴーグルと布で顔を覆った仕様」*
「メッシュスカーフとゴーグルで顔を覆った戦車兵」**

の記述も納得が行きますが、タミヤ社の新製品の紹介の文章では、

「湾岸向けの砂漠戦迷彩服を身にまとったサングラス着用の戦車兵」***

とあります。結局のところ、サングラスタイプの黒いレンズがはめられたゴーグル、と解釈するのが正解なのでしょうか****。

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(註)
*『パンツァーグラフ!』 (Vol.12) 2008年春号, P.57
**『ミリタリーモデリングマニュアル』 23号, P.145(ホビージャパン、2011)
***『タミヤニュース』 1992年4月号(Vol.262)
なお、同号に掲載された上田信先生の「湾岸戦争のチャレンジャー」には、
「アラブ人スタイルもよくやるぞ サングラスは必需品だ」とある。
****彼がサングラスをかけているのならば、それを着用している1/35MMフィギュアは35157-Hのみではないことになる。
サングラスタイプのゴーグルであるとすれば、それをかけているMMフィギュアは、35154-Dのみである。
なお、度付きの普通の眼鏡をかけている兵士は、70年代のMMキットの箱絵に数回登場しているものの、
それが実際にかけられた形で成形されたことはなく、エッチングが与えられたこともない。
度付きの普通の眼鏡をかけているのであろう設定で、タミヤ社によってそれが成形されている事例は、
「ソラえもん号」に搭乗するのび太君人形のみであることは、過去記事の註釈部で既に指摘した。
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by tokyomonogatari | 2012-03-27 01:12 | U.K. | Comments(0)
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