極小チェーンの作成技法

micro chains for miniatures

(1)ボクサー青木氏法による極小チェーン表現

Armour Modelling誌の2006年9月号、p.8-13、
青木氏の記事「戦後の鉄牛 61式戦車」で紹介された、
アンテナフィーダー線を捻って極小チェーンを製作する技法を、
普通のリード線でやってみました。
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↑何回か試してみて、中身だけを取り出して捻ると切れやすく、捻りづらいので、
中身を一部露出させて、根元をまず束ねて捻って切れづらくして、2本づつ捻る。
捻る際には、中身を回すよりも、ビニール皮膜の着いた方を回転させるほうがベターだと思います。
今回は切れない程度に、捻れるだけ捻り、チェーンの目を極力小さくする。
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↑平らなペンチで潰すと、チェーン状になる。
この技法を誌上で見たときには、度肝抜かれました。
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↑1/700艦船模型のアンカーチェーンも、適度な目で表現できそうです。
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↑1/35フィギュアの、懐中時計チェーンや、認識票のチェーンにも使えそう。
この技法の援用で、極小メガネ的なモノも作れないことも無いと思います。
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(2)チェーンの自作

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↑使用したのは0.28mm銅線。
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↑0.3mmピアノ線をふたつ並べて端を束ねたものに銅線を巻く。
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巻線内側カット法で楕円を得て、これをペンチやピンセットで形を整えて繋げる。
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↑フラグシップの「超極細チェーン」よりもほんの少しだけ小さいものが得られました。
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↑これだとマルダーのスモークディスチャージャーには少し大きい。
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↑0.28mm銅線をひねって潰した、撚り線ペンチ圧縮=ボクサー青木氏法チェーンとのサイズ比較。
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↑1つ1つ繋げるよりも、ボクサー青木氏法チェーンの方が目のサイズと簡便さで良さそうです。


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(3)市販の極小チェーンとその活用



フラグシップオリジナル商品 「超極細チェーン(金)」
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↑1/12胸像とチェーン
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↑1/35兵隊ミニチュアとチェーン


M4A3砲塔内部で、チェーンが使われているらしいところ2箇所への活用。
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↑砲尾を支持するらしいアーム的な部分の、基部に見られるチェーン。
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↑機銃支持架固定具に付くらしいチェーン。
by tokyomonogatari | 2008-02-08 20:19 | ◎その他小道具 | Comments(0)
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