早稲田OB、アンソニー氏の新作原型、「昭和20年の女学生」の胴体の型を取る。
↑アンダーゲート方式の型を取る。
原型、L字型に繋げた3mmプラ角棒と、
ノリつき5mm厚スチレンボードを型枠ブロックに貼りつつ油粘土に埋める。
スチレンボードの部分はレジンキャストを流し込む時、一段掘り窪まれたプールになる。
↑シリコンゴム流し込み。
シリコンゴムサイコロを入れて、かさを増す。
↑硬化後、ひっくり返して粘土を除去、床用ワックス「ブルー」を塗布。
↑シリコンゴム流し込み。
事後の重量計測によると、シリコンゴムサイコロは重量比で約20パーセント程度入れました。
↑型オープン。
↑原型取り出し。
↑レジンキャストが抜ける口の方も、デザインナイフで切り取って一段掘り窪ませる。
これで型取りは終わり。
レジン流し込み、複製に入る。
↑流し込み一回目。「出る口」からレジンが出てこず、これはどこかで引っ掛かっていてダメ。
↑L字型のゲートと、足の裏への繋がりがダメだと見受け、そこを彫刻刀で彫って若干拡げる。
↑二回目は「出る口」から出てくれて一安心。
↑流し込み良好。