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沢蟹、向日葵、雪

高校の帰り道、京成津田沼駅下車して商店街歩いて数分、
たびたび寄った、フェニックス模型店に久しぶりに行けば、
閉店したらしいことを知り、青春の日も遠くなったナァとひたぶるに感ぜられる夏、

京成津田沼~新津田沼間の緩やかなカーヴにさしかかれば、
夕日が車輌に差し込む新京成線の、秋ならば斜陽更に美しく、
それを小数点以下、0幾つ並ぶんだよと言う位の微妙な差異すら耐えかねて、
なるたけ早く赤い陽を見るのだと、先頭車両にギター少年Aと共に乗り、
身を赤く染めて、アァ、青春だナァと言葉にして語っていたあの頃を思い出し、
間違いなく、青春だナァと客観的に感じて嘆息しているような青春は、インチキで安っぽい青春に違いないと、
今では確信しておりますが、それもまた青春。ただし病的な、あまりに病的な。

エポキシ接着剤、A液B液を練っておりましたところ、
そのニオイ、沢蟹を飼っていた小学校教室の水槽のニオイが重なって、
これ似ている、確実に似ている、ユリイカと、よっしゃーとガッツポーズをしましたが、
Dragon 6380番の、イギリス兵6体歩きセットの予告には更に更に、
ガッツポーズをさせられた次第で、半ズボンの歩きをアリガトウ、
これで太平洋戦線の英兵ヴィネットを作りたいナァと、あれやこれや妄想。
そろそろ日本兵が、射出されたプラスチックな身体で、すたすた歩いて欲しいとも、
やっぱり妄想ついでに妄想。

ところで、エポキシ接着剤で、飛ばされた砲塔を地面に接着して、塗装。
沢蟹、向日葵、雪_c0000507_23565427.jpg
↑シャーマンの内側は、どこまで白くて、どこは違う色なのか、いまひとつ判らない。
 マスキングしたところ、向日葵らしくなりました。
沢蟹、向日葵、雪_c0000507_2357455.jpg
↑冬季迷彩を掛けるか掛けないか、ちょっと考えて、結局掛けないことに致しました。
沢蟹、向日葵、雪_c0000507_235716100.jpg
↑落葉表現が見えなくならない程度に、重曹で雪を積もらせ始める。
by tokyomonogatari | 2008-07-22 23:57 | U.S.A.
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