1/35 日本軍装備品比較まとめ

(1)1/35 将校用軍刀

1/35th Gunto, Japanese militaly swords

Dragon 6044も、Tamiya 35090も、九八式拵えの将校用軍刀である。
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↑上Dragon、下Tamiya

Dragon 6044の軍刀は直線的過ぎて、日本刀らしい曲線を描いていない。
Tamiya 35090の軍刀の曲線もやや反りが不足している印象。

Dragon 6044は模型的な見え方を考慮してか、全体的に太く長い。
Tamiya 35090は外装全長が28mm。35倍すれば980mmと、適度なサイズ。

日本軍の将校用軍刀は、「拵え方」こそ存在しているものの、私物を佩用するためにサイズ、各部形状は様々。
外装全長は、短いものは925mm程度のものも存在しているが、長いものだと1000mmを超える。

Hornet BH10に背負わせる。
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(2)1/35 日本軍帽類

1/35th Japanese Army Head Gear

各社日本軍帽類の比較。
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↑左から、
・Tamiya 35090 鉄帽
・Tamiya 35090 戦闘帽

・Dragon 6044 鉄帽(偽装網付)
・Dragon 6044 防暑帽
・Dragon 6044 戦闘帽

・Tamiya 35075-C 戦車帽
・Fine Molds FM-23 戦車帽

戦闘帽はDragon 6044が現状ベスト。
帽垂れが別パーツ化されてはいるが、使いづらいのでここはエポキシパテ薄伸ばしで再現したいところ。
Tamiya 35090の戦闘帽はクタっとし過ぎている感あり。帽垂れも四枚の布に分割されているようには見えず、シワシワ過ぎる印象。

「鉄帽」「防暑帽」については、Dragon 6044は大きすぎる。
しかも「鉄帽」の偽装網モールドが裾野でファジーになっており、作り直しに難あり。
寧ろ抜けの関係でファジーになる位ならば、偽装網は付けずにキット化した方がインジェクションフィギュア的にはベターであると思われる。
「鉄帽」はTamiya 35090が現状ベスト。
なお、Tamiya 35075の鉄帽には星モールドがない。

「戦車帽」はFine Molds FM-23の物がモールドの再現度は高いが、タミヤ九七式中戦車付属の物も全体のバランスが良い。

現状での私見ベストチョイスは
「戦闘帽」はDragon 6044
「鉄帽」はTamiya 35090
「防暑帽」は消極的にそれしかないのでDragon 6044
「戦車帽」はFine Molds FM-23


(3)Hornet HH-07との合いについて

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Hornet HH-07 東洋人ヘッドとの勘合については、
ドラゴン「戦闘帽」に対しては大きめの「叫びヘッド」では若干タイトになるが、他の四種はグッド。

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↑Hornet HH-07の1番ヘッドにTamiya 35090鉄帽をかぶせ、戦闘帽のひさしをエポキシパテで造形。

ドラゴン「鉄帽」「防暑帽」をHornet HH-07にかぶせると、ぶかぶかの感があっていまひとつ。
Hornet HH-07に用いるならば、Tamiya 35090の鉄帽が良いものの、3番の叫びヘッドでは余裕が無さ過ぎる印象。

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(4)三八式歩兵銃

1/35 Arisaka Type 38 Rifle
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・Tamiya 35090a
・Tamiya 35090b
・Dragon 6044
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※余録
Airfix 1/32 日本兵付属デカール

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各社ゲートルの比較。
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・上段左 ファインモールド 帝国陸軍戦車兵セット夏服戦車兵
    右 ファインモールド 九七式軽装甲車付属戦車兵

・下段左 ドラゴン  ソヴィエト軍対戦車兵セット
    右 タミヤ   九七式中戦車付属戦車兵

のゲートル部分。
上のエポキシパテ部分は型取りにあたって付けた部分。
ドラゴンの日本兵ゲートルは、クセのあるポーズゆえに足の角度が素直でなかったりするので今回は除外。

最も良いゲートルパーツは、やっぱりタミヤ九七式中戦車のものでしょうか。
一式砲付属のフィギュアはポーズが傾斜しているので、流用に当たって難アリ。

毎日新聞社「日本の戦史」などを眺めると、ゲートルパーツにおけるX字状部分の補助脚絆を巻いている日本兵は実際には少ないようで、それを巻いていない状態を再現できそうなドラゴン、ソヴィエト軍対戦車兵の足は初期製品の体躯の良さゆえに大きめで残念。

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各社、日本軍アイテムに付属する装備品パーツの比較。

①銃剣
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・左から、
「タミヤ三種」日本兵セット、九七式中戦車、一式砲戦車に付属
「ファインモールド二種」帝国陸軍戦車兵セット、九七式軽装甲車に付属
「銃剣本体が抜かれた状態二種」タミヤ日本兵、ドラゴン日本兵に付属するもの。

このうち、ファインモールドの二種は成型色が違うだけで形状に差異なし。
それに対してタミヤの三種はそれぞれ若干形状が違うのに驚く。
   ・日本兵セット付属品は全体的に細め
   ・九七式中戦車付属品は一式砲戦車付属品よりも「柄」が太めである

ドラゴンの日本兵フィギュアには、銃剣を収めた状態のものが無く、ベルトにかかる部分がフィギュア本体にモールドされている為、タミヤパーツより短く、また全体としてシャープさに欠ける。



②ホルスター
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・左から
「ファインモールド・南部二種」
「ドラゴン・南部」
「タミヤ・南部」
「タミヤ・将校用」
「ファインモールド・将校用」

ドラゴンは輪郭が危うい。
ファインモールド或いはタミヤを好みで決めれば宜しいか。



③雑嚢
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・左から
「タミヤ二種」日本兵セット付属。布の波打ち方が異なるもの二種。
「ドラゴン」キットには4つ入ってるが、全て同じ形状。

雑嚢は、エポキシパテ自作がフィットの点でも宜しい。



④将校図嚢・機関銃兵備品
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・左から
「タミヤ将校用」
「ドラゴン将校用」
「ドラゴン機関銃兵装備品」

タミヤは、二パーツの貼り合わせによるもの。ドラゴンとは輪郭が全く異なる。
これも好みで選択すべきか。星モールドの凹或いは凸もまた大きな違いである。



⑤前盒
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・左から
「ドラゴン2つ」
「タミヤ2つ」

前後弾薬盒はタミヤ、ドラゴンで結構異なるパーツ。



⑥後盒
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・左から
「タミヤ」
「ドラゴン」

この手のパーツには珍しく、タミヤのほうがドラゴンよりも大きい。
前後弾薬盒ともタミヤの方がモールドがクリア。



⑦水筒
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・上から
「タミヤ日本兵セット水筒」
「タミヤ九七式中戦車付属水筒 日本兵セット将校水筒」
「ドラゴン日本兵 水筒二種」

日本兵セット、或いは一式砲に付属しているタミヤ・水筒は紐が半端な位置まで表現されているが、
こだわるならば肩から掛けられた紐の流れを表現したいところで、結局作り直すことになりそうで、
紐を中間で省略した九七式中戦車付属水筒が形状の点でもスマート。
ドラゴンのは大きく、形状も怪しい。やっぱり用いるならば九七式中戦車のものでありましょう。
by tokyomonogatari | 2008-09-16 00:03 | 日本軍史料メモ | Comments(0)
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