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模型慕情筆者

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・1984年 千葉県生まれ。静岡県在住。ミリタリーフィギュアを品番で呼ぶこだわりのあるキモオタ。

・人生で最も影響を受けた模型店は、「ライトモケイ」と「ハチピー」と「わらそう」と「ヤマモト模型」
 愛用しているエアーブラシは「ライトモケイ」で購入したタミヤのスーパーファイン0.2mm
 コンプレッサーは「わらそう」で購入したタミヤのレボ。
 愛用の筆は「ハチピー」で初めて購入した「BUNSEIDO ハイセーブル5/0」
 好きな模型のラッピングは「ヤマモト模型」式の紙巻きスタイル。

 ユザワヤ津田沼店の模型コーナーの最盛期が中学時代と重なる。
 中学、高校の通学路にあった「サンコー模型店」、ひと駅向こうの「ハッピー」
 京成津田沼の「フェニックス」、北習志野駅から歩いて行った「ポッポ」、
 幕張の「オデッセイ」で放課後を過ごす青春の日々。

 松戸の「わらそう」の厚手のビニール袋を部屋にためこむ思春期を過ごすも、
 高校時代に「わらそう」が閉店、強烈なショックを受ける。
 「サンコー模型店」も高校時代に閉店。「フェニックス」も「ポッポ」も後に閉店。
 ユザワヤ津田沼店の模型コーナーは縮小。

 模型店的環境に恵まれた10代を過ごすことがなければ、
 「模型慕情」を書くことはなかったと思う。

 ・初めて購入した模型キットは、タミヤの「つなわたり人形セット」
 初めて購入したモーターは、マブチモーターのRE-140。
 初めて購入したスケールモデルは、タミヤの「1/48零戦三二型」
 初めて購入したミリタリーフィギュアは、Tamiya 35192=「アメリカ歩兵攻撃セット」
 初めて購入した模型雑誌は、モデルグラフィックス1999年9月号
 初めて参加した模型展示会は、慶應義塾大学三田祭2004での慶応模型研究会の展示。

 夢想する模型キットは、1/48九三式中間練習機の決定版と、予科練生フィギュアの決定版。
 1/35第二次大戦期南方における日本の宣伝班員及び日本映画社の撮影技師と従軍記者フィギュア。

・小中高とスクールカースト最下層を邁進。しょっぱい青春を謳歌。
 大学入学後、法律サークル緑法会に入るも、持ち前のコミュ障ぶりを遺憾なく全身全霊で発揮。
 大学生的身振りとノリを会得できずにそのサークルをドロップアウトした後、趣味に全振りし、
 2005-2008年、早稲田大学模型倶楽部(非公認模型サークル・部室なし)の幹事長。
 早稲田をはじめ、東京大学、東京外国語大学、東京海洋大学、法政大学、名古屋工業大学、上智大学の
 絶滅危惧種=スケール派学生モデラーが在籍する寄り合い所帯の様相を呈しながらゼロ年代に細々と存続するも、
 幹事長がひとり待つ精神修行的行為、「一人新勧」には誰も来ず、「アタマ塗り会」の呼びかけにはサークル関係者以外誰も来ず。
 2009年に早稲田大学模型倶楽部は部員ゼロとなり消滅。

 夜の早稲田キャンパスで、シュークリームを戴きながら1/35の頭を塗り、
 上智大学の斜陽の射すキャンパスで、彫刻刀でひたすらに50ミクロン銅箔を打ち抜いて1/35葉を作った、
 切なく、美しく、みじめな日々は、私の財産です。

 学生時代の研究テーマは「日本軍占領下南方における映画政策」

・連絡先 ブログ右欄「メールフォーム」を御利用下さい。
by tokyomonogatari | 2012-03-25 23:47 | 著者情報 | Comments(0)

模型慕情の基礎情報 (書き途中)

(1)模型慕情とは何なのか

ブログ「模型慕情」は、早稲田大学模型倶楽部のブログだったはずなのです。

慶応義塾大学模型クラブにブログがあることに刺激を受け、当時早稲田大学模型倶楽部部員*であったtokyomonogatariが、
「早稲田模型慕情」として2004年に開設したのが、このブログなのです。

当初は部員が各自の製作状況をレポートするライティングスペースとしてのブログの利用を考えていたのですが、
結局各個人がブログを始めたり、既に開設していたブログに書くことが多く、共同利用構想はあっさり潰れてしまいました。

tokyomonogatari個人のブログとしての色を濃くするために、頭から「早稲田」を外して「模型慕情」にしたのは、2005年か2006年の事だったと思います。

2009年頃から、模型を製作するブログというよりも、模型、とりわけ1/35インジェクションフィギュアキットを、
写真で記録し、時々それに中身のないこじつけの文章を付けるというレヴュー・ブログの傾向が加速。
しかしながら、日本語で書かれた個人のブログとしては、現在おそらく最も多くの1/35フィギュアキットの写真が閲覧可能なのは、この、「模型慕情」なのではないかと思われます。

模型慕情の御利用方法としては、キットを購入する際の判断材料として写真を参考にしていただくのは勿論の事、
模型店店員の皆様におかれましては、店頭でのレファレンス回答の情報源のひとつとして活用していただければ、と思っております**。

とはいえ、2012年3月まで私も店員として東京の某模型店で働かせていただいておりましたが、
「Tamiya社Kar.98kの用心鉄形状の変遷史」についてや、
「Tamiya社M2重機関銃の放熱口成形位置の変遷史」や、
「このキットの上半身にあのHornetのヘッドはマッチするか」 や、
「Dragon社ドイツ軍ヘルメットの五期分類のどれがこのキットのヘッドにフィットするか」 などという、
フィギュア模型的に濃い質問をあの三年の間に受けたことが無く、
私が最も多く受けた質問は、図書館司書が受ける最も多くの質問だとされるものと同じく、
「トイレはどこですか」でございまして、フィギュア・レファレンスの需要はほとんど全くありませんでした。

情報の取得が容易になった今日においてもなお、
武装親衛隊の略帽をかぶったスペアヘッドが国防軍式パンツァージャケットを着たボディに挿し込まれ、
または、明らかに武装親衛隊式襟形状のパンツァージャケットが与えられたフィギュアを、国防軍戦車兵として塗り、
何の疑問も持たぬ爽やかで健康的な無邪気さで以って使用されていたりするのを度々見かけまするに、
こちらから間違いを指摘することは無意味で野暮な行為、或いは不健康な徒労のようにも思われます。

さて、模型店におけるフィギュアレファレンスの要・不要論は置いておきまして、
後述する「模型慕情模型目録規則」に完璧に準じた記述を行ったメモを示してフィギュアを注文された方が、
ひとり、模型店にいらっしゃった際には興奮を禁じ得ず、感動のあまり落涙すれすれの勢いでした。

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(註)
*2004年当時はI氏が幹事長であったために、tokyomonogatariは渉外担当であった。
同年の慶應義塾大学三田祭のスペースで小さく展示させていただいたのが、tokyomonoagatariの展示会デヴューである。
2004年の三田祭での慶應義塾大学模型クラブ展示に来場された小学生兄弟のお母様に、
その七年後に模型店で再会するというミラクルもあった。

**本ブログ右欄には、「メールフォーム」があります。模型慕情筆者への直接の質問の際にはご活用ください。
答えられる範囲でレファレンス回答します。
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(2)模型慕情模型目録規則(2012)と記事の読み方

模型慕情の記事タイトルは、「模型慕情模型目録規則」に従って記述されています。
例えば、Tamiya 35300-E [マチルダ・トリオ]では、

・メーカー名がアルファベットで表記され、
・アイテム番号が記入され、
・部品**のアルファベット記号が付記され、
・[]で括られて「その他補記」=適当なタイトルが付けられています。

つまり、タミヤ社の、アイテム番号35300の、E部品の、"マチルダ・トリオ"
であることを意味します。

Tamiya 35300-E
までは、世界のどの言語の人が見ても解釈出来るような記述法を行っておいて、
[]内の「その他補記」では時に遊びの記述を行っており、

Tamiya 35077-C [ブルムベア兄さんたち] や、
Master Box 3514 [リア充的な、あまりにリア充的な]

などと書いていたりします。

キットメーカーと、アイテム番号と、部品のアルファベットまでを半角英数で示しておけば、
まず他のキット/フィギュアと取り違えることは無いであろうと思われるために、[]以降は時に、実に適当であったりしますが、
カタロギング上、大した問題ではないと考えております。

模型店において、「マチルダ・トリオ下さい」や、「ブルムベア兄さんたちが含まれるパーツを下さい」
などと言っても(おそらくは)通じません。
[]内には、商品名をそのまま記載した場合と、上記のように私が思うままに書いた場合とがあります。

Tamiya 35300-Eの読み、ですけれども、
「タミヤ・さんごーさんぜろぜろのイー」と私は読んでいます。

模型店におけるパーツ請求においては、Tamiya 35300-Eと、模型慕情模型目録規則の書き方をしても大方通じるとは思われますが、
この目録規則は、飽くまでもこのブログを書く上での個人的規則であって、
より一般性を獲得しているのは、例えばタミヤ社の場合「部品コード」です。

Tamiya 35300-Eには、8桁の部品コード、「19003903」がタミヤ社から与えられており、説明書の部品請求欄に記されています。

模型店店員に対し、より精緻な情報を書き込んだメモを渡して部品を請求するならば、
「タミヤ 1/35 イギリス歩兵戦車マチルダMk.Ⅲ/Ⅳ (Item 35300) Eパーツ (部品コード 19003903)」
としておけば、まず間違いがないと思われます。

「マチルダトリオひとつ」では、まず間違いなく、首をひねられます。

なお、パーツコードが説明書の部品請求欄に書かれていない、或いは部品請求欄自体が存在しない場合、
メーカー名と、キット名と、アイテム番号と、パーツ分類符号のアルファベットをメモに記しておけば、
模型店店員にはその記述の意味は通じるはずです。
勿論、そのパーツが取り寄せられるものであるか否か、在庫があるか否かはそれとは別の問題なのですけれど。

キットの正式名称をメモに間違えぬように記述する事よりも、アイテム番号をキチンと記述する方が間違いが少なく、オススメできます。
と申しますのも、
車輌名+パーツ分類符号アルファベットだけでは、必ずしも対象をひとつに搾りえない場合があるためです。

例えば、「タミヤ社のM113のEパーツのフィギュア」だけの情報では、
Tamiya 35040-E=35117 と、
Tamiya 35135-E の、ふたつの候補が立ってしまいます。

プラモデルにおいては正確なキット名称よりも車輌名で語られるのが一般的であって、
正確なキット名称を伝えたとしても、同型車輌の他キットと取り違えられることが無きにしも非ずの感があるので、
模型店で店員に注文する際には、「車輌名」や「キット名」よりも「アイテム番号」を優先して伝えた方がより確実だと思われます。

※模型慕情模型目録規則(2012)

(a)情報源の優先順位
キット名の情報源は、「箱天面」「側面」「底」「輸入代理店の商品名」「その他」の順に優先する。

・Tristar 35009では、箱天面と箱側面の日本語商品名が異なり、おそらく側面は誤植である。
天面が明らかに誤植、側面が正しいと判断される場合、側面の情報を優先する。

(b)記述法

(b-1)「メーカー名」「アイテム番号」「パーツ分類符号」「その他補記」の順に記録する。
(例)Tamiya 35230-A&R
メーカー名は頭文字を大文字で始め、あとは小文字を基本とするが、メーカー名が元々小文字で始まる場合は小文字で記す。
(例)tasca 35010

パーツ分類符号が見当たらない場合、アイテム番号-figureなどと、中ハイフン+簡易な英文で記述する。
(例)Tamiya 35008-figure

(b-2)アイテム番号におけるアルファベット記号と数字の間には、中ハイフンを入れる。
・Zと2、Oと0を見間違えるのを回避するためである。

(b-3)同じ部品枠が他のアイテムにも用いられている場合、極力そのアイテム番号を列挙することが望ましい。
(例)Tamiya 35122=35139=35190=35250=35251-B [M4シャーマンのタンカースジャケットを着たアメリカ軍戦車兵]


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さて、模型慕情のフィギュア記事をどのような分類で読むか、ですが、
(1)メーカー別に読む
(2)軍隊別に読む
(3)スケール別に読む
(4)その他の区分で読む

という四種類の読み方に対応すべく、索引を作成中です。
(1)メーカー別に読む、に対しては、
1/35フィギュア記事索引 のカテゴリにメーカー別索引を作成しており、

(2)軍隊別に読む、に対しては、
現在索引を準備中です。

(3)スケール別に読む、に対しては、
1/35以外のスケール、1/16或いは120mmと、1/48スケールについては、
記事数がそれほど多くないために、索引をそれぞれ一記事にまとめて作成しています。


(4)その他の区分で読む、に対しては、
原型師別索引を作成中です。





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(註)
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***部品といっても、ひとつの部品それ自体ではなく、ここではプラスチックモデルを構成する「部品枠」に付された分類記号である。
A部品枠の事を、日本のモデラーは時に「A ランナー」と称し、英語圏のモデラーは、「A sprue」と称するが、
前者は本来プラスチックが流れる道筋=枝部分を指し、後者は金型にプラスチックを流し込む口の部分を指す。
by tokyomonogatari | 2012-03-20 08:00 | 著者情報 | Comments(0)