Tamiya 35107-Cは、シンプルな服装と汎用性の高いポオズで、戦後の各国AFVクルーへの改造ベースとして重宝する存在です。
オーストラリア軍兵士としてMM史上唯一のフィギュアが含まれていることがフィギュア史的には重要なのですが、
サラディン砲塔のパーツの全てがこの一枚に含まれていることも見落としてはなりません。
このサラディン砲塔ですが、
「イギリス・ボービントン戦車博物館に展示されている実車取材、さらにサラディンの開発メーカーであるアルビス社からの資料入手により、正確なサラディン砲塔を新設計し、ここに完成しました。」
と当時の『タミヤニュース』の「新製品の紹介」に記されています。*
--------------------------------------
(註)
*『タミヤニュース』1979.1 (Vol.79) P.18-19
---------------------------------------
Tamiya 35107-Cは、一枚388円。