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三種塗料×三種溶剤=九通りの実際

問題 
(a)Mr.カラー(ラッカー系=油性アクリル塗料)
(b)タミヤアクリル塗料(アクリル系=水性アクリル塗料)
(c)タミヤエナメル塗料(エナメル系=エナメル塗料)と、

(A)Mr.カラー薄め液
(B)タミヤアクリル塗料溶剤(X-20A)
(C)タミヤエナメル塗料溶剤(X-20)
について、a-Aからc-Cまでの組み合わせ9通りを全部尽くしたときに、異常が生じるものはいくつあるか。



(1)a-A
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↑ラッカー系塗料にラッカー系溶剤
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↑(無論)希釈可能




(2)b-A
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↑アクリル系塗料にラッカー系溶剤
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↑希釈可能




(3)c-A
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↑エナメル系塗料にラッカー系溶剤
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↑希釈可能





(4)a-B
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↑ラッカー系塗料にアクリル系溶剤
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↑異常、希釈不可





(5)b-B
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↑アクリル系塗料にアクリル系溶剤
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↑(無論)希釈可能





(6)c-B
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↑エナメル系塗料にアクリル系溶剤
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↑異常、希釈不可





(7)a-C
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↑ラッカー系塗料にエナメル系溶剤
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↑異常、希釈不可





(8)b-C
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↑アクリル系塗料にエナメル系溶剤
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↑異常、希釈不可





(9)c-C
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↑エナメル系塗料にエナメル系溶剤
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↑(無論)希釈可能



9通りの組み合わせのうち、4通りの組み合わせで異常が起きる。
ラッカー系溶剤では全てを希釈できるが、アクリル系溶剤とエナメル系溶剤はそれぞれ自系統の塗料しか希釈できない。



※使用塗料※
Mr.カラー315・グレーFS16440(古)
タミヤアクリルXF68・NATOブラウン(新)
タミヤエナメルXF7・フラットレッド(新)




(補記)塗料皿のかたち
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↑左から、神具の皿a、神具の皿b、絵具皿
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(補記2)タミヤエナメルの1999年版、2006年版のラベル
初めて行った模型店で、売れているかどうかをそれとなく知る基準として、
基本色のラベルが2006年版になっているかどうかがあります。
この記事を書いている時点で、パクトラタミヤが未だに塗料棚にある模型店を筆者は知っており、
それはそれで尊敬すべきことであることは言うまでもありません。
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↑左が2006年版、右が1999年版。
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by tokyomonogatari | 2007-06-06 05:53 | ☆フィギュア模型の基本
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