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ヘッド塗り実習+ 2009.12.16

モケログT君に、また反則気味に、今日実習だけどどうかなとメールして、返信は、
餃子待ってないけど多忙にて帰りますとのこと。
そして、たぶん、やっぱり人は来ないから、今回もひとりでやろうと思いました。
外は寒い。そろそろ20時だ出なければと思った頃、届いたのは、
早稲田OB、アンソニーさんからのメール、19時50分着信。
これから向かいますとの文面に、ワァワァパクパクと泡食いつつ、
先日解散した大学非公認模型サークル、早大模型倶楽部の部員つながりでなく、
人とアタマ塗るのは、初めてのことです。寒空の下、いて座の私の胸は躍りましたとさ。

アンソニーさんがいらっしゃるまでアタマ塗らず、ここはサブ企画として用意していた、
「インジェクションプラスチックフィギュアをストレートにまじめに組もう実習」のタイミングだと思い、
普段意識してないレベルまで手順を追ってみようと、いちいち記録を試みました。
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↑工具類
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↑切り離し。噛み潰して離す感じよりも、せん断する感覚の方が好ましいので、
プラモデル用ニッパーを私は用いず、小学校低学年のころから家にあった貝印のクラフトばさみをいまだに愛用。
ダイソーで購入した黄色いグリップのニッパーは金属線を切るために愛用。
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↑このくらい残す。
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↑デザインナイフで不要部分を切る。
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↑パーツ状態。パーティングラインを消すのは、今回の場合、上半身下半身組んでから。
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↑下半身の接着。おまじない程度に接着面を一度デザインナイフかんながけして一皮むく。
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↑両方に接着剤を塗る。接着剤は流し込み接着剤を主に用いてます。
樹脂溶け込みタイプの"一般的な"接着剤は、スポーク張り替えの時とか、ちょっと盛ったまま接着したい時に用います。
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↑接着。
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↑合わせ目に流し込み。
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↑上半身は襟口を開口する。0.9mmでアタリをつけて一次開口。
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↑2mmで二次開口。
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↑3mmで三次開口。
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↑デザインナイフで開口部を整えて、流し込み接着剤を塗ってならす。
ここまで作業して20時30分過ぎ、アンソニーさん登場。

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アタマ塗ります。
タミヤエナメル、筆はブンセイドウのハイセーブル5/0。

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↑アンソニー氏はヘッドルーペを使用。
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↑アンソニーさんは溶剤を皿に少量置くスタイル。
普段の筆はブンセイドウのウッディーフィットを愛用とのこと。

私は塗料の粘度が高くなったと感じたら、そのつど溶剤のキャップを開け、筆に含ませて希釈するスタイル。(曝露量低減可能?)

筆洗い用の溶剤は別に分けたりもせず、白に対してでなければ、攪拌する棒(主に爪楊枝を愛用*)は、
近い色を混ぜたものならばそのまま廻して用いてます。
(e.g. バフとデッキタンやダークイエローあたり、カーキとオリーブドラブあたり)
かつてその様を見られて、中学時代にS君に怒られましたが、よっぽどこれに使用する色というカタチで特化されてない限り、
メーカー純正の色を厳密に護っておく必要はないと私は思います。

*爪楊枝は塗料の攪拌には全然ダメとの説アリ。
(プロモデラー氏に直に注意された経験アリ。調色スティックか、出来ればペイントミキサーが望ましいとのこと。)

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↑いつもコーヒーを差し入れていただき、ありがとうございます。
かつて、2007年の関東学生模型連合展示会で、ワセダでその時出席していたのは私ひとりだけにも関わらず、
部員がもっといるだろうと思って下さって、10本差し入れて下さったのは、もう、懐かしく切ない思い出です。

1本いただいて、ワセダの展示の丁度前方が受付だったので、当番の人が変わるたびにコーヒーどうぞ、と、差し入れのお裾分けをさせていただきました。

なるほど、模型的行事にコーヒーの差し入れってイイナァ、それ伝統にしようと、勝手に思って、
上智に行ったり、慶応の三田祭を2008年に見学した際に、缶コーヒーを差し入れさせていただいたりしました。

(私事に過ぎますが、
学生寮に行く時には、私は決まってサバ缶を持参します。それは、I氏が学生時代に起居していた部屋に、
鯖の味噌煮缶があって、その缶の黄色の鮮やかさに心打たれたあの日が忘れられないからです。
Y君の学生寮に行った時に、サバ缶持参したら、カセットコンロ持ってきて、その上にフライパンを置き、
そこにふた開けて缶を置いて温めたのには、軽いカルチャーショックを受けました。)

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↑塗るヘッドはこのくらいのサイズ。
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↑アンソニーさんの塗り。
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↑tokyomonogatari の塗り。
この時点で右の瞳がファジーだということに、この記事書いて気づいて悶えました。
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アンソニーさんの造形。1/35。
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by tokyomonogatari | 2009-12-17 00:30 | 早稲田のころ
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