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Hornet HH-24 [欧州人ヘッド]

HORNET HH-24, 5 more bald heads with European features

の、European featuresの文字に、小生、「しまった」と思ったのは、
もしやホーネットヘッドは単純に白人/黒人/黄色人種というザックリとした括りではなく、
欧州風特徴を持つ顔など、更に細やかなニュアンスでの人種的コードが意図的に造形に含意されていて、
欧米の模型製作者はこのコードを解釈した上でヘッドを選択しているのかもしれぬとふと思った為。
見直してみると、なるほどHH-7はEast Asian heads であって、単純にAsianで括っていない。
Roger Saunders氏は、このあたりキッチリ人種にアクチュアルな造形をしているのでは無いかと思い、浅く小さく探ってみる。

・HH24 5 more bald heads with European features
Europeanを、欧州人と訳するべきか、もっと広く白人と解するべきか・・。
Hornet HH-24 [欧州人ヘッド]_c0000507_23382246.jpg
↑①
Hornet HH-24 [欧州人ヘッド]_c0000507_22511732.jpg
↑②
Hornet HH-24 [欧州人ヘッド]_c0000507_22512228.jpg
↑③
Hornet HH-24 [欧州人ヘッド]_c0000507_22512634.jpg
↑④
Hornet HH-24 [欧州人ヘッド]_c0000507_22513061.jpg
↑⑤


Hornet HH-24 [欧州人ヘッド]_c0000507_2253506.jpg
↑米兵ヘッドとの比較。
Hornet HH-24 [欧州人ヘッド]_c0000507_22535456.jpg
↑各国シャウトヘッド。
左から、「東アジア」「アメリカ」「フランス」「ロシア」「イギリス」「イギリス」「イタリア」「ドイツ」
人種的コードはそこまで含意されていないのかもしれないと思わされる例。

欧米人が、このあたりをどう解してヘッドを選択しているのか、気になるところです。



以下余談 シャウトヘッド「南極スタイル」
Hornet HH-24 [欧州人ヘッド]_c0000507_22535828.jpg
↑ホーネットヘッドのシャウトヘッドは、前写真のタイプA「前歯のチラリズム」と本写真のタイプBに大きく分けられる。
タイプBの口の開き方を、小生は「南極スタイル」と称しております。
by tokyomonogatari | 2006-10-12 23:00 | ◎レジンヘッド鑑賞
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